2022/01/05(水) 12:30 0 1
初日は尾方真生の後ろを意識し狙いを定め、併走をこらえてピタリと追走。安定感のある立ち回りで2着をキープした。「併走は別に気になりませんでした。最終的にいい所にいられればいいわけですからね」とさらりとしたもの。
だが、レースへ挑む思いや取り組みは念入りで、走る前から覚悟を胸に刻んでいる。
「『好位狙い』とコメントすることが多いですが、お客さんも自分がどこの位置を狙うか分かっていると思う。自分もそう言った以上は責任ある走りをしなければいけないし、自分へプレッシャーをかける意味でも『好位狙い』という言葉を使っています」と自らを鼓舞してモチベーションを高めている。
長い距離を踏むことは別の選手に任せて、自分は自分のスタイルを追及する。得手、不得手とあるのだから自分の生きる道を突き詰めればいい。だが、最近はビッグレースの裏開催を走ることが多く、50点超えのパワータイプが不在のため、那須が先行、まくりを打たされる? シーンも多かった。
「私は基本的にバック数ゼロの選手。なのに12月は5本も付けてしまいました(笑)。でも今シリーズは(小林)優香さんや(尾方)真生さんら動く選手が多いから、そんなことにはならないでしょう」。
2日目の2Rガールズ予選2には小林優香が1番車にいる。2番車に配置された那須がもっとも最適な位置を探りあてて、ひたすら「好位」を狙っていく。(netkeirin特派員)