2022/01/03(月) 19:00 0 3
1月4日から立川競輪場で「鳳凰賞典レース(GIII)」が開催される。激闘のKEIRINグランプリ2021から中3日でも平原康多、清水裕友、吉田拓矢は元気に登場。今年こそはと意気込む新田祐大や浅井康太も揃って、新年一発目から超ハイレベルなバトルが繰り広げられそう。得点上位者9名で行われる初日特選12Rのインタビューをここで紹介したい。(アオケイ・長谷川記者)
1番車 新田祐大
ガールズグランプリの小林優香やヤンググランプリに出ていた練習仲間にたくさんの刺激をもらいました。30日のグランプリもやっぱりグランプリだなってレースを見せてもらったし、気持ちはかなり昂ぶっています。やっぱりグランプリは見るものではなく出るものですね。今年はまずS級S班を目指して、その中でGIを優勝してグランプリに出場するのが目標。単騎になっても自力でいきます。
2番車 平原康多
グランプリの結果に悔いはありません。終わって日にちもないし体も気持ちもキツい部分はありますが、このローテはいつものことなので気合を入れて乗り切りたい。グランプリのあとは次の日1日休んで、そのあと2日間練習。昨日、一昨日は立川で練習したので、過酷なバンクというのは知っていますよ。拓矢君に任せます。
3番車 小倉竜二
もう45歳? まだ45歳の間違いでしょう(笑)。自分の完成形はまだまだ先だと思っているし、年齢を気にせず頑張るだけ。太田君はバック踏んでやめる癖があるので、そこだけがちょっと心配。あれこれ考えず思い切り行けば上位の選手とも互角の勝負ができると思う。信頼して。
4番車 渡邉雄太
年末はずっとバタバタしていたので、ここまでは何もせず休養とケアが中心です。伊東記念、静岡のグランプリシリーズと地元開催に向けてやっていたので、脚の貯金はあると思う。単騎で一発狙いたい。
5番車 清水裕友
グランプリは赤板でしっかり切れなかったのが全て。自分の甘さが出てしまいました。今年の目標ですか? タイトルを狙うのはもちろんですが、まずはしっかり成績を安定させたい。自分は調子の波がけっこう大きくて、1着2着か着外というのが多いので、今年はそういう部分を減らしていきたい。立川記念は4年連続だし地元みたいなもの。2連チャンで優勝して去年の決勝はダメでした。グランプリ直後で忙しいけど、レースを走っていた方がだらけなくていい。自力。
6番車 桑原大志
去年は自分の中で立ち止まらなかった1年。進化するための後退なら喜んでするし、1年前の立川記念では(初日特選に)乗れなかったのが今回は乗れたので、そういった面ではプラスにいっていると思います。ずっと張り詰めていたから、年末はあまり練習せず家族とのんびり過ごしていました。食べて、寝て、遊んでって時間を大切にしていたし、食べ過ぎてお腹はパンパン。その代わりストレスはゼロです。何も迷わず裕友に任せます。
7番車 浅井康太
1月1日に周回練習を111周しました。寒くて雪も積もっていたので、バンク練習しようかって話になって、最初は50のつもりだったけど、やっぱり100にしよう。あ、でも100なら他にやっている人がいるかもってことで、111にしました。後輩からは嫌がられましたけどね(笑)。グランプリメンバー3人プラスSS同等の新田君もいるので、初日から楽しみなレースになると思う。単騎になるけど頑張ります。
8番車 太田竜馬
ここまでの練習は基本的にいつも通りですが、年末はずっと調子が良くなかったので、それを煮詰めながら。最近はイマイチ力が入る感じがなくて、はっきりとした原因も分かりません。冬場は重くてあまり流れないし、走ってみてという感じですね。自力。
9番車 吉田拓矢
初めてのグランプリは緊張もありましたが楽しめました。なかなかあの舞台でベストを出すのは難しいって感じましたね。今年一発目のGIが2月に取手であるので、自分にプレッシャーをかけながら頑張りたい。平原さんの前で自力勝負。