2022/01/03(月) 15:30 0 2
今期から初のS級に昇級した川口雄太。デビュー当初からポテンシャルの高さには定評があったが、なかなか優勝できず苦しんでいた。それでも久留米ミッドで念願の初優勝を挙げ、直前の小倉ミッドでも優勝と好調を維持して立川に乗り込んで来た。
「ようやくS級に上がれて来れた。長かったですね…。S級初戦が記念なので出鼻をくじかれそうだけど、力試しの意味でも頑張りますよ」と意気込んだ。
そんな川口の初日のコメントは『何でもやる』。
「あくまでも自分は勝ちに拘りたいタイプ。勝つためにはヨコの動きもやって行きたいし、やっぱり上のランクで戦うのなら戦法の幅を広げておきたいという気持ちもある。自分の目標とする選手は大阪の古性優作さん。古性さんはヨコも強いし、グランプリを獲るほどのタテ脚もある。自分も古性さんのようなオールラウンダーになることが今後の目標です」と話してくれた。
確かに川口はA級の時はタテ勝負に加え、時には飛び付きなど器用に立ち回っていた印象。初日から何でもありの自在戦でレースを錯乱させる。(アオケイ・松野記者)