ーー前回の高知でS級初優勝を果たしました。

犬伏湧也：まさか優勝できるなんて思ってませんでしたよ。捲っていく時もめっちゃキツくて。自分でもビックリです(笑)。

ーーS級でも力の差は感じないですか？

犬伏湧也：そうですね。スピードも通用すると思うし、A級の時は勝たなくちゃって思ってたけど、S級なら負けてもって思うとプレッシャーが無くなって気楽に走れてます(笑)。前回の優勝で自信もつきました。今回は決勝で原田さんの前を走りますよ！

　自信に満ち溢れる犬伏にマークする事になった北村信明は「マジっ！ 犬伏と一緒？ そうなるとは思ってたけど…。3割くらいで走ってくれんかなぁ。」ともうプレッシャーを感じている様子。

　3番手を回る藤田昌宏は「犬伏とは縁があるね(笑)。A級の時に小松島でも連係した。あの時は地元で完全優勝したいって気持ちもあっただろうから小さいレースになってた。僕が本気で千切れたのは初めてだったし強い！ 今回は自信を持って、受けて立つ強いレースをして欲しいね。」

　このレースは犬伏が1番車を得た。前受けからの突っ張り先行ならラインで確定板を独占しそうだ。予選メインを務める中四国勢に注目だ！(アオケイ・梅田浩行記者)