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【前橋競輪】今節のレース展望

2021/12/31(金) 15:00 0 0

前橋競輪「ティーネットエンタープライズカップ(FII)」は1月1日、初日を迎える。今節の大会の見所を書いてみた。

板垣昴(右)と猪狩祐樹の福島コンビ。初日特選は板垣の先行1車で、猪狩は何としても番手死守だ。

 元旦シリーズで、多くのファンが現地参戦してくれるし、選手のモチベーションは高い。

 主力はGIII覇者でもあるマーカーの松坂英司だ。松坂と言えば、競輪のコマーシャルの殿様役が有名だった。前期のS級でも連絡みが多く、今期は百点超えでのA級陥落。目標に左右されるが、一瞬の鋭い脚を見せる。南関の先行選手が手薄だが、点数を持っており、番組マンの配慮もあるだろう。

 関東は太田龍希の名前が入っていたがS級に特進してしまった。地元甲斐康昭にとっても痛いが、鈴木雄一朗楠野史尭の埼京勢と上手く連係する。北日本は板垣昴が先導役になり、同県の猪狩祐樹がマーク策。前走の宇都宮でも板垣を目標に猪狩は優勝している。3番手は実力者の棟方次郎が固める。点数はないが動ける森田康嗣が番手を回るケースもある。

 チャレンジは養成所を早期卒業した話題のルーキー中野慎詞が追加で斡旋された。どれぐらいの強さか生で見るのが楽しみ。ナショナルチームのメンバーだし世界を目指している。

 堀江省吾大高彰馬も準決迄は無傷で勝ち上がる。堀江は競技の能力が高く、強豪相手にPIST6で優勝している。松戸、伊東でも優勝があり短走路が得意な選手。アキレス腱の断裂で公傷が効かず、吉原友彦も降班組。S級での活躍もあるし、前期の2班のレースでも渋太い自在戦で予選は連対していた。(町田洋一)

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