閉じる

【立川競輪・ガールズ】永塚祐子「厄は全部体で受けている」

2021/12/29(水) 19:15 0 4

立川競輪場で開催されている「スポーツニッポン杯(FII)」。最終日ガールズ決勝に出場する永塚祐子に29日、話を聞いた。

永塚祐子

 永塚は10月の大宮開催の決勝で落車(過失走行で失格となった)。左鎖骨の骨折に骨盤打撲。更に後ろを走る吉川美穂が乗り上げ内転筋を損傷し「しばらくはまともに歩けなかった…」と話す。

「鎖骨の複雑骨折は同じだけど、手術方法が違って今回はボルトで固定しているので、動かすとまだ痛む。力が入らないのでスタンディングがうまくいかない。後は踏み出しの反応が遅れてしまう。

 昨年の2月に落車をして、人生で初めて骨折を経験しました。それから半年くらい調子を戻すのにかかった。ただ、ワイヤーを抜いて調子が戻ってきたところで今回の落車だった…。

 今年は厄年が被っているんですよね。今まで厄年の時は全部体で受けている。今までも交通事故にあったり色々あった…厄年のせいですね(苦笑)」

 復帰3場所目となった今回は4着・3着で決勝に進出。

「本調子にはまだまだだけど、前回の落車の経験を活かして早めに復帰した。お陰で大分スムーズに動くようになりました。毎レースごとに感覚は戻ってきているし、これから段々良くなります」

「1月は平塚宇都宮のガールズコレクショントライアルだけ。落車したときの失格で2月の斡旋がなくなってしまった。でも1月の2開催でしっかり感覚を戻して、その後の期間は練習で脚をつけます」と今後に向けて話してくれた。

 復調にはまだ遠いと感じていたが、決勝進出を勝ち取って復調の兆しをみせた永塚。厄を取り払って完全復活した姿を見せてくれる日が楽しみだ。(アオケイ・宮本記者)

閉じる

新着競輪ニュース

ニュースランキング

ニュース&コラムを探す

検索する
投票