レースは打鐘で飛び出した林大悟が末脚確かに逃げ切り1着。人気の佐々木豪は7番手から捲るも僅かに届かず2着だった。

　勝った林は「(佐々木)豪は同期同級生。セッティングを見てもらったり、練習方法を教えもらったり、いつも色々世話になっています。昨日メンバーが出たときから豪のことしか考えていなかったし、何とかやっつけてやろうと思っていた。この1着は最高に嬉しい」と終始ニコニコ顔。

　これを隣で聞いていた佐々木は「こいつゴールした瞬間なんて言ったと思います? 僕に聞こえるようにでっかい声で『しゃー! おらー!!』ですよ。もうほんと、めっちゃ悔しい。自転車のこととか色々教えてやった恩人にこれはひどすぎる(笑)。明日もし一緒になったら覚えておけよ!」。と現在の感情をストレートに出していた。