2021/12/28(火) 12:25 1 4
静岡競輪の「KEIRINグランプリシリーズ2021」が28日に初日を開催。翌29日の「ヤンググランプリ2021」に挑む石原颯に話を聞いた。
中四国勢コンビの並びは町田太我-石原颯でスンナリと決まった。どちらもドの付く自力タイプで、連係をするならば「年齢順」として町田が前を回ったにすぎないと思われた。が、石原は笑って否定する。
「本当は太我に『前でやりたい』と話していたんです。オールスターのあとぐらいですかね。『110点持っていればオレが前ね』って。でも、オレが共同通信社の落車で点数を一気に落としてしまったので、前でやると言えなくなったんです」。
人の後ろを回る石原と言えば、3月の大垣記念の際に行われた「117期・ルーキーチャンピオンレース」が記憶に新しく、山口拳矢の番手を回った。あの時は慣れぬ番手戦に手を焼き、存在感を示すことなく着外に終わった。
「3角からのまくり追い込みでしたね。さすがに、あのタイミングには対応できなかったです」とホロ苦い思い出が残るが、今回は町田マークを決断した。
「迷ったんですけどね。太我はルーキーシリーズでも1回付いているし、拳矢さんとはスタイルが違う。カマシとかなら付いていけると思ったんです」。
競輪生活で3度目となる番手回り。町田の怪力先行に乗って直線を飛び出すか。(netkeirin特派員)
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