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【九十九島賞争奪戦】自在性が増して白星量産中の伊原克彦

2021/12/23(木) 20:30 0 0

佐世保競輪場で開催されている「九十九島賞争奪戦(GIII)」。2Rで白星を挙げた伊原克彦に話を聞いた。

福永大智のカマシに乗って悠々と抜け出した伊原克彦

 2Rで伊原克彦が、福永大智のカマシに乗って悠々と抜け出した。「“福永君のダッシュを生かしたレースをしよう”、“タイミングを逃さずに仕掛けよう”と話をしていた。理想的な流れになったし、彼が考えていた通りの走りをしてくれた。ワンツーが決まって良かったけど、もう少し楽に残せれば、もっと良かった」。11月以降は今回が6節目。初日の白星で1着数を8に伸ばしたが、勝っても反省を忘れなかった。

「調子自体は問題ないけど、久しぶりに人の後ろで少し焦りがあった。この辺が自分の課題ですね。以前は自力戦とマーク戦の気持ちの切り替え方とかで戸惑ったりしていたけど、最近はやっと、気持ちのコントロールができるようになってきた。二次予選も与えられた位置で頑張るだけ」

 そういえば小川真太郎が、節間の中で、自力戦とマーク戦が切り替わる難しさを嘆いていたことを思い出した。ライン戦ならではの、番組次第で戦い方が左右されるのも競輪の面白さであり、難しさ。さて、二次予選の番組が発表され、伊原は今度は筒井裕哉を連れての自力戦に。出番は12Rで、相手は競輪祭準優勝の新山響平だ。真っ向勝負では敵わないだろうが、好調なタテ脚と、レベルアップした自在性でどこまで迫れるか。新山-井上昌己の強固なラインにひと泡吹かせられるとしたら、伊原しかいないだろう。(netkeirin特派員)

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