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【九十九島賞争奪戦】ようやく光が見えてきた岩津裕介

2021/12/23(木) 19:30 0 1

佐世保競輪場で開催されている「九十九島賞争奪戦(GIII)」。4Rで3着の岩津裕介が、長らく続いた苦しい状況について23日、語ってくれた。

ようやく光が見えてきた

 先日の小倉競輪で、『岩津裕介がぎっくり腰から来る左脚の痛みに悩んでいる』という記事があった。その岩津が追加で佐世保記念に参戦して、初日は竹内翼マークから3着。二次予選進出を決めた。

「ちょっと内の動きを気にしてしまって、スピードが合う感じになって2着まで届かなかった。でも状態的には悪い部分が少しずつ改善されていますよ」

 やはり着実に上向いているようだ。あらためて悪かった原因を聞いてみると「実は4年以上前から良くなかった」と驚きの返答が。

「2016年2月の全日本選抜の決勝で落車して…。実はあれから、ずっと左脚が良くなかった。でもごまかせる感じで戦えていて、その年のオールスターも優勝できて結果も残せた。そういう状態が続いていたけど、今年の7月くらいから、いよいよごまかしが利かなくなって…。ここまで悪くなったことはなかった。コロナの影響でケアがしっかりとできなかったのが原因だと思う。自転車に乗っていてもなんかおかしくて、使いたい部分が使えない感じ。それが最近になって、やっと原因とかが分かって。時間はかかると思うけど、良くなっている手応えがある。トレーニングとケアをちゃんとして、右脚と同じような力が使えるように戻していきたい」

 7月の福井記念は決勝3着、8月の松戸記念は準優勝。そんな苦悩があったとは信じられない好結果を残していて、おそるべしである。ようやく光が見えてきた岩津の今後にも注目したい。(netkeirin特派員)

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