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【九十九島賞争奪戦】「亭主元気で留守が良い」SSラストの和田健太郎が怒濤のゆく年くる年

2021/12/22(水) 19:00 0 6

12月23日から佐世保競輪場で「九十九島賞争奪戦(GIII)」が行われる。初日の特選12Rに出走する和田健太郎に話を聞いた。

今回の佐世保記念がSS赤パンツで走る最後の開催となる和田健太郎だったが…

 和田健太郎にとって今回の佐世保記念がSS赤パンツで走る最後の開催。

「あと4走ですね。ようやく脱げます(笑)」は、どこまで本気でどこまで冗談かは分からないが、この1年は相当なプレッシャーの中で戦っていたはずだし、僕みたいな凡人には計り知れない苦労があったはず。

「1年の間に5回も落車したし、怪我に泣かされたなって思いは強いけど、それを言ったところでただの言い訳。落車しても強い選手はいくらでもいるし、そういう困難を乗り越えられなかった自分がまだまだということ。いまはみなさんの期待に応えられなかった申し訳なさでいっぱいです」

1年通して満足な成績を残せずファンへの謝罪を口にしたが、選手生活はこれで終わるわけではないし、2021年ラストの今開催は気持ちを入れて走り抜く。

「前々回の広島から中2日、中2日で今回の佐世保ですが、もともと日程が詰まっているのは嫌いじゃないし大丈夫だと思います。ちなみにここが終わると中4日で宇都宮の追加も入っている(31日が前検日で来年度の開催)。亭主はいない、金は持って帰ってくるってことで、嫁さんは大喜びですね(笑)」。

 超が付くタイトな日程でも大丈夫宣言が飛び出したし、4日間毎日「さすが和田!」という格上の鋭さを見せてほしい。(アオケイ・長谷川記者)

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