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【武雄競輪・ガールズ】“自分らしくない競走”で白星発進の太田美穂

2021/12/20(月) 10:30 0 1

武雄競輪の「ミッドナイト競輪オッズパーク杯(FII)」が19日に開幕した。ガールズケイリン1Rを制した太田美穂、2着の南円佳に話を聞いた。

作戦勝ち!? で初日1着となった太田美穂

 前節の名古屋で優勝した太田美穂佐世保で完全優勝した南円佳に大注目が集まった1R。太田と南で順当に決着したが、内容は大方の予想とは違った。南の仕掛けに乗った太田が追い込んで白星発進。これまでの戦法を考えると、両者が逆のレースをしたようだった。

 太田は「南さんに後ろに付かれるのだけは避けたかった。マークされると絶対に抜かれちゃうので。作戦はそれだけ。あとは流れに応じて仕掛けるつもりだった」と振り返る。

「行こうとしたら南さんが行ったので、付いていって4コーナー勝負でいいかな、って。落ち着いていましたね。自分らしくはなかったけど、勝てて良かった。南さんも矢野さんにちょっと抵抗されてましたね。心の中で『矢野さんガンバレ!』って応援してました。南さんが脚力を消耗するように。えへへ」

積極的なレースを見せた南円佳は2着

 南円佳は前節の佐世保決勝で、柳原真緒を終始マークしてゴール前で差し切った。それを見ていたであろう太田の作戦勝ちといったところか。それにしても、南の積極的な姿勢も印象的だった。

 南は「早めに動こうと思っていました。まだ落ち着いて走れてないですね。仕掛ける場所は良かったと思うけど、タイミングが良くなかった。反省ですね。でも前々に動けたのは良かったと思う」と、意図的な立ち回りだったようだ。

 1着ではなかったが、動きの良さは十分に伝わった。この2人は2日目も1Rで激突する。今度はどういった展開になるのか、注目の一戦だ。(netkeirin特派員)

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