2021/12/11(土) 11:30 0 0
打鐘で目標の楠野史尭が一気に上昇。星野もしっかりと続くが、伊藤奎が番手に飛び付く動きを見せた。苦しい展開となったが、外併走を凌いで最後は抜け出し1着スタートを決めた。
「負けなくて良かった。楠野君には前に連係した時に、離れて迷惑をかけてしまっている。だから今日(初日)は絶対に付いて行く気持ちでいた。今回は弟子の坂井(洋)と同じ開催だし、恥ずかしいところは見せられないからね」と振り返った。
「最近は準決が壁になっているけど、1着が取れているし、状態はすごく良い。練習の成果が出ているのもあるし、去年から体重を11キロ減量した。少しずつ落としていったから、力がそんなに落ちた感じはないし、キレもでてきた。今は自分の競輪人生でベスト3に入るくらいのデキだと思う(笑)」。
準決は山本勝利-長沼謙太の3番手回り。先頭を走る山本は徹底先行だけに、チャンスは十分。直線の強襲劇に注目したい。(アオケイ・富記者)