2021/12/01(水) 20:00 0 2
今年1月の記念は松本貴治が優勝。門田凌の成績は1着、1着、8着、1着だった。
準決の8着は島川将貴の前で男気のある先行。その島川が決勝に進出して、今度は松本貴治の前で駆けて、優勝に貢献した。2段駆けに賛否両論あるが、この人情味とストーリー性が競輪の魅力だと思っている。
「普段は捲りが勝ちパターン。自分が残る先行は苦手で、逆に引き出す先行は得意(笑)。島川君が勝ち上がったから同期松本さんの優勝に繋がったと思う。松本さんからも感謝されました」
その松本は事故点のペナルティーで3ヶ月レースから遠ざかっている。
「最初は全く目撃情報がなかったし、僕も見かけなかった(笑)。バンクには、ほとんど来ないので。ただ、直前、一緒に練習をやったらメチャクチャ仕上がっていた。あれなら大丈夫です」
本人から状態を聞く事も大事だが、他の選手からの情報も大切になってくる。(町田洋一)