今シリーズ完全Vなら1・2班へ特進となる桑名僚也だが「早く(1・2班に)上がりたいみたいな焦りはない。今はとにかくしっかり自分のレースをすることが大事。その結果として、特進という形になれば嬉しいです」と気負いは皆無。
　むしろ話が弾んだのは、自身の“特進ネタ”より、先日初優勝を飾った同期同門の飯田風音の話題に及んだ時だった。

「やっとでしたね。練習でも男子選手にピッタリ付いていくし本当に強いんですよ。優勝は時間の問題だと思っていました。ひとつ勝ったことでモチベーションがさらに上がって、益々練習量が増えそう(笑)。僕もそれに付き合わされると思うので、一緒に強くなれるように頑張ります(笑)」

　119期の卒記チャンプ桑名と120期生屈指の攻撃力を誇る飯田。この同期同門コンビが数年後の輪界を席巻している可能性は十二分にある。(netkeirin特派員)