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【競輪祭】佐藤慎太郎「説明責任は果たしたい」

2021/11/23(火) 20:45 0 11

小倉競輪場で行われている「第63回朝日新聞社杯競輪祭(GI)」23日、最終日を迎えた。10レースの特別優秀で新田祐大とワンツーを決めた佐藤慎太郎に話しを聞いた。

慎太郎ポーズで、KEIRINグランプリでの活躍を誓ってくれた。

 KEIRINグランプリ出場が正式に決まったけど、いつもの慎太郎先生でなく安堵感はなかった。
「今開催の途中から、ほぼグランプリ出場が決定的になった。勝ち上がりに失敗した時点で、どうしても頭がグランプリに行ってしまう。そこの是正(ぜせい)が大変だったけど、今回、初めて山崎芳仁の前を回り良い緊張感を味わえた」。

 過去には山口幸二山田裕仁にも、同じようなケースがあった。この新田祐大佐藤慎太郎山崎芳仁の並びを決める時に、僕自身は現場にいなかった。ダチョウ倶楽部のお約束みたいに「どうぞ、どうぞ」のやり取りがあり、慎太郎が番手になったそうだ。だから、わがままで番手になったわけではない。

「オレと山崎の中では心が通じているから、言葉にする必要はない。ただ、この経緯を北日本の若い選手に説明責任も出てくる。普段、山崎に世話になっているのに、こんな時に点数があるから前を回ると言われたくないから」。

 次は来月の松山記念(金亀杯争覇戦)が入っているが
松山には熱狂的な女性ファンがいるから本当は走りたいけど(笑)。トータル的に考えて公欠にしてもらい、グランプリに備えたい。過去の2回は、新田がいたし、そこが今年は淋しいね。メンバーが現時点で分からないけど、最低でも自力のある守澤の後ろがあるから(大笑)」。(町田洋一)

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