2021/11/23(火) 10:30 0 3
競輪祭も勝ち上がりは決勝戦を残すのみ。しかし、負け戦も楽しみなカードが目白押しだ。
11Rの特別優秀はGPの予行演習!? ともいえる宿口陽一-平原康多の埼玉コンビがいて、昨年のGP王者・和田健太郎や、実力者の近畿トリオまでいる。
あと1人は野田源一。1、2走目以来の単騎の源さんとなりそうだ。特別優秀の番組が発表され、まっ先にコメント会場に姿を現したのが野田。いや、正確に言うと、その10分以上も前からコメント会場にいたのが坂本健太郎である。やることがなくなって暇だったのか、番組が出るかなり早い段階から姿を現し、記者陣と談笑していた。番組を眺める野田に、同支部の後輩の坂本がニヤニヤしながら近づいた。
坂本「源さん、根こそぎいっちゃいますか!」
野田「メンバーを見てよ!」
坂本「いけるでしょ! やれる、やれる」
野田「いや、ムリ、ムリ!」
坂本「やっちゃいましょう」
野田「…」
坂本「いけますよ、イン斬り」
野田「オイ(笑)」
こんな感じで坂本が横から迷アドバイス!?
野田は終始、苦笑いを浮かべるしかなかった。ここまで4、4、3、2の着取り。最後に1とくれば完ぺきなのだが「出脚がちょっと良くないので…」と弱気。今節は中四国勢に前を任された3、4走目の方がいい着になっているが、単騎戦はもはや野田の代名詞。相手のレベルが上がれば上がるほど不気味だ。
「確定板を目指して頑張ります」
最後はこう締めくくり、坂本を置いてコメント会場を後にした。(netkeirin特派員)