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【競輪祭】地元コンビ「残り1周では“終わった”と思いながら走ってた」

2021/11/22(月) 23:10 0 10

小倉競輪「第63回朝日新聞社杯競輪祭(GI)」は22日に5日目を開催。決勝へ勝ち上がった、園田匠北津留翼の地元コンビに話を聞いた。

北津留翼(左)、園田匠。2人のワンツーで場内は興奮のるつぼに!

 4日目の北津留翼の歓声もすごかったが、5日目12Rで地元ワンツーが決まった時の場内の歓声もすごかった。ボルテージが上がったファンたちからは惜しみない拍手と声援、喜びの声が上がった。

 しかし、レースはヒヤヒヤだったという。園田が明かす。
「翼が初手の位置をしくじって。何で1番車なのに後ろ攻めになるんだか。そのあと突っ張られてからも位置を取って入れようとしたらずるずると下げて行った。2回チョンボしてまくってしまうんだから。でもオレはいつもの定位置(後方)だったし、立ち遅れた分、変に落ち着けた(笑)」

 北津留はアタマをさすりながら苦笑い。
「下手くそすぎますね。残り1周では終わった〜って思いながら走った。新田君とも空きすぎて全然詰まって行かないし。でも初手のミスに加えて、突っ張られた時に園田さんが中団を取ってくれたのに見送ったり、2回もミスをしたのにワンツーが決まっちゃいました。さすが匠さんです」。

 いやいや、さすがなのは北津留だ。決勝への思いは2人とも熱い。
 園田が「準決の歓声で鳥肌が立った。地元はいいですね。小さい頃からの目標でした。20年以上たちましたがようやく乗れた。これが最後ってぐらいのつもりで!」と話せば北津留も「声援を武器に、最後のひと踏みにかけます」と気持ちを込めた。(netkeirin特派員)

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