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【西武園競輪・ミッドナイト】熱い思いを打ち明ける須賀和彦「“競輪”がしたい」

2021/11/19(金) 17:00 0 0

西武園競輪場で20日から「オッズパーク杯(FII)」が開催される。9RのA級初日特選に出場する須賀和彦に話を聞いた。

須賀和彦「“競輪”がしたい」

 直前に得点上位者2人が欠場し、須賀和彦は特選7番目の椅子に滑り込んだ。「予選スタートを覚悟していたからめちゃくちゃラッキー。いい追加になりました」と喜び、「繰り上がったついでに饒舌になっちゃっていいですか?」と言って熱く現在の競輪について思うことを語り始めた。

 須賀といえば、漢字の競輪がよく似合う熱い選手で、選手間の評価も高いガッツマーカーである。

「古い考えかもしれないけど自分は、競輪は追い込み選手が先行選手を育てると思っている。実際自分も追い込み選手に育ててもらった。でも最近はなかなかそういう感じじゃなくて…。自分は“競輪”をやりたいんですよね。弟子がもし自分本位のレースをしたら厳しく注意するんですけど、他の一門の人に対して注意するのはどうなのかなって迷いがあって(言えない)。自分の考えを若い選手に押し付けたらパワハラってなる可能性もありますからね。今年A級で1年間走ってみて、とにかくそれを感じています。まあ、それも勉強だと思うようにしてるんですが…」

 もどかしい思いもあるようだが、初日に連係するのは積極的な大矢崇弘と、自分も持ち場をしっかりこなす高塩讓次。2人とも競輪をするタイプで、初日は気持ちよく3番手の仕事に没頭できそうだ。(netkeirin特派員)

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