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【西武園競輪・ミッドナイト】番組を見て色めき立つ“斬られ役”の中堅機動型

2021/11/19(金) 16:30 0 0

西武園競輪場で20日から「オッズパーク杯(FII)」が開催される。1Rのチャレンジ予選に出場する機動型3人に話を聞いた。

番組を見て色めき立つ渡辺馨

 ミッドナイトのチャレンジ予選といえば、活きのいい点数上位の若手が内枠を生かして別線の機動型を圧倒する、という光景がパターン化している。そして、だいたいその“斬られ役"に選ばれるのは、競走得点が70点前後の中堅機動型だ。樋口絢土菅原洋輔渡辺馨の3人も、ミッドナイトファンには斬られ役としてお馴染みだろう。

 しかし初日の1Rは若手不在の一戦。厳しい番組を覚悟してきた3人は、このチャンスをモノにしようと番組を見て各々が集中力を高めていた。

 3人の中で一番点数がある樋口は「自力を減らしていこうと思っているので…」と目標不在を不安視していたが「なんとか頑張ってみます」と背筋を伸ばした。総合力は上位なだけに首位候補といえるだろう。

背筋を伸ばした樋口絢土

 菅原は7月末の前橋から9場所連続で予選敗退。しかしその9場所の2、3日目の成績は16走中7勝、2着4回、3着4回、着外は一度だけという驚異の数字を残している。敗者戦の鬼は「前回は調子が悪くて最終日に7着をやってしまった。今回は巻き返したいですね。厳しい番組を覚悟していたけど意外な感じ。ただ2人とも何度も戦っていて逆に難しさもある。久々の準決を目指します」と鼻息を荒くし、渡辺も「うまく走ればチャンスはありそう。モノにできるように」と言って愛車の整備に取り掛かった。(netkeirin特派員)

今回は巻き返したい菅原洋輔

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