2021/11/14(日) 11:30 0 0
前日のコメントは「単騎で決めずに」だった田口裕一だが、選手紹介ではタテ脚のある松澤敬輔の後位を回る意思表示をした。「北が並ばないみたいだったし、番手があるなら松澤さんに賭けてみた方が良いかなって」。
この勘がピタリと当たる。レースは横田政直の番手が激しくもつれて混戦に。じっくりと脚をためた松澤の3角まくりが見事に決まり、田口もこれに続いて即席ワンツーとなった。
松澤は「落車明けだったけど、余裕もあったし自転車もスッと出た。人気がなくて気楽に走れたのも大きいし、何より宇都宮との相性(前回参戦時は優勝)ですかね。田口君と決まったのも嬉しいです」と上機嫌でレースを振り返った。
田口も「松澤さんのおかげです。久々の準決勝…。本当に良かったです」と相好を崩し、照れながらも即席ワンツーの記念撮影に応じてくれた。(netkeirin特派員)