2021/11/06(土) 07:00 0 1
「PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ)」。5日は「JAPAN HEROES」ラウンド3の決勝が行われた。3着になった吉田有希に話を聞いた。
今開催の本命と目されていた渡邉一成が準決勝で2着となった為に、一次予選から準決勝まで無傷の3連勝で勝ち上がった吉田が一番人気に推されていた。
「いやー、オッズは見ていました。脇役扱いで良かったのに〜。タイムトライアルの時から泣きが入りながら実力以上の結果が出ちゃって」と言うものの、タイムトライアル1位から一次予選〜準決勝まで無傷の3連勝。
「本当に機材というか自転車のおかげ」と毎回言いながら謙遜。とはいえ9月の宇都宮で3場所連続のA級完全優勝を決め、S級特進を果たした脚は伊達ではなかったはず。
「泣きが入りながら勝ち上がったけど、最後は本当に泣いちゃっての3着。メンタルが弱いから(優勝を)捕り逃がしちゃった」。
そんな吉田の次走は10日初日からの平塚開催。
「今回のスピード感が漢字の競輪に生きてくると思うけど、体のダメージと鉄製の自転車になるので、その辺がどうかですね」と気持ちはすぐに切り替わり、次走を見据えていた。(アオケイ・渡辺記者)