25日時点の競輪賞金ランキングは、競輪祭で優勝した阿部拓真が優勝賞金5000万円などを獲得して13位に浮上。ランキング上位では眞杉匠が前回から賞金を約500万円加算し、1億3926万274円として5位から4位に浮上した。これにより、前回4位で競輪祭を欠場した脇本雄太が5位に後退した。他では、前週10位だった松本貴治が、競輪祭の決勝6着などで、約1013万円という大きな上積みに成功。獲得賞金を8685万6800円まで伸ばし、深谷知広をかわして9位にランクアップした。

　なお、1位の古性優作、2位の吉田拓矢も競輪祭で決勝まで進んで賞金を大きく積み増し、古性優作が暫定1位でKEIRINグランプリを迎えることになる。

　これで今年のビッグレースは年末のグランプリを残すのみ。優勝賞金が1億4600万円で、2位の賞金が2980万円なので、競輪祭の優勝のみで一気に出場を決めた阿部拓真も含めて、グランプリに出場する全選手に賞金王の可能性が残されている。果たして誰がグランプリを制して賞金王に輝くのか。年末まで目が離せない。

　最新の賞金ランキングは以下の通り。

賞金ランキングTOP10(11月25日現在)

※当該選手が出走中の場合は当該開催の前検日時点の獲得賞金額を表示