2025/11/24(月) 22:48 0 5
決勝戦の行方を静かに見守っていた。11R特別優秀を制すれば、自らの力でグランプリ出場を決められたが、結果は3着とあと一歩届かず。結果は決勝まで持ち越しとなった。
「自分のレースで決めるのが理想でしたが力不足でした」と悔しがった。
そのあとは、決勝を走る古性優作と山田久徳を応援し天命を待つと伏兵、阿部拓真の優勝。ようやく、グランプリ最後のイスが転がり込んだ。2003年7月のデビューから苦節23年目の快挙だ。
「自分はゆっくり強くなった方なので。デビュー当初は目標としてはあったけど、リアルに(グランプリ出場は)想像もしていなかったです」と長い道のりをかけてようやく競輪界の最高峰へたどり着いた。
もちろん、グランプリが決まっても南の姿勢はいつも通りだ。この先の1か月は「自分の状態をしっかりさせて挑みたい。いつも通りに普通にやります」と自然体を貫き、大舞台を前にドンと構える。(netkeirin特派員)
