2021/11/04(木) 08:30 0 2
開幕戦の第1回も参加している多田。その前回は敗者戦で2着と連対を果たしていた。とはいえ、58才の大ベテラン。
「やっぱり1回目の時が楽しかったからね。また参加できて嬉しいよ。昔から実業団の自転車競技にも参加していたからね。それこそ今回もいる吉本哲郎とも一緒に参加した事もあったよ。自転車も競技も好きだからさ」と本当に表情も生き生きしている。
前走の奈良競輪は2着7着2着と優出は外したが2連対の活躍。
「ここを走った成果が出たね。まず、ここのカントを経験していれば普通の競輪場のカントが緩く感じる。このキツいカントを真っ直ぐ走らないといけないから脚に良い刺激が入ったし、やっぱり周回中から何から何までスピード感が全然違うよね。こんなおっさんだけど、また蘇った感じがしたよ」と、この千葉250バンクを走った事で、敢えて失礼な表現を使わせてもらうが“ロートルが現役バリバリに蘇った”と言えなくもなさそう。
「前回のタイムトライアルは自分がビリ。でも今回の一つの目標であったタイムトライアルのビリから脱却できたからね(笑)」とご満悦気味。
今開催の走りはもちろんの事、今後の競輪競走もからも目が離せなくなってきた。(アオケイ・渡辺記者)