前回の前橋GIIIナイター(ドームスーパーナイトレース)では連日、存在感を示して決勝へ進出した。決勝は6着と大敗したが小林優香をけん制するタテ攻撃は魅力的だった。

「前橋で後ろに置かれたら厳しいのでむりやりにでも行きました。最後は久米(詩)さんが強かったですね。3角のアンコのところでいっぱいでした。でも自分の走りはできたし次につながった」。

　直前の練習では「まったく感じが良くなかった」という。
「タイムが全然でなくて。ただこの時期の岸和田バンクを走ったのは初めてだったし、その辺の環境があったのかもしれません」。

　4月に大阪へ移籍しまだまだ慣れていない部分もある。岸和田と言えば海に近いため、想像を絶する海風がバンクを舞い、選手が風にあおられることもある。決して、体の状態が悪かったわけではないと信じたい。

「松山のあと、岸和田開催が控えています。移籍してから初めての地元戦なので、まずはそこを目標にして！ 」といつもながらにモチベーションは高い。(netkeirin特派員)