新しい自転車トラックトーナメント「PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ)」。24日は「JAPAN HEROES」スペシャルマッチ1の準決勝と決勝が行われた。

　予選連勝の6名が人気を集めた準決勝。1番人気の原田亮太(25歳・千葉=A1)、徳田匠(24歳・京都=A3)、梅田加津也(28歳・神奈川=A3)の3名は順当に勝利したが、2番人気は苦戦。鈴木謙二(36歳・東京=A1)と渡邉雅也(20歳・静岡=A2)は3着、山本健也(40歳・千葉=A1)は失格で決勝進出を逃した。

　準決勝3レースの上位2名ずつが勝ち上がって行われた決勝では、2番人気の徳田匠が1着、6番人気の田中弘章(49歳・福岡=A2)が2着、5番人気の穴井利久(51歳・福岡=A2)が3着に入った。3連単は86,880円という配当だった。

　レースは残り2周で徳田が原田の上昇に合わせてかまし先行。これによって1番人気の原田は万事休す。また、3番人気の梅田も流れに乗れずどんどん位置を下げていく。徳田が逃げて、田中、穴井の順で最終周回に向かうと、隊列変わらないまま徳田が押し切って優勝を飾った。

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