平塚から中0日での参戦となる梅田は「疲れは勿論あるけど、負けた事がとにかく悔しい。だから今回はそれを爆発させる思いで来ました。あとは今回からは新車。前回のPIST6の賞金をすべてつぎ込んで買いました」と検車場に入ってきた。

　タイムトライアルでは「10.639」のタイムで3位の梅田は1次予選Dの4Rに出走。残り2周で一気にスパートして後続を寄せ付けない走りを見せて1着。

「セッティングはまだそんなにいじっていないけど、とにかく自転車が進む。中0日で疲れはあったけど、1日休んでだいぶ回復したし体調もバッチリ」。

　その後2次予選Dの10Rで渋谷海が一気にカマして、車間が空くも冷静に追って最後は差し切り連勝ゴールを決めた。

「ギアを一走目では4.71だったけど4.40に換えた。飛び付いたり小さな動きが出来る様にと思って換えたけど、こっちの方がいいですね。落ち着いて走れているし、250の感覚はもう慣れたし大丈夫」。

　準決の事に話を向けると「相手は強くなるけど、とにかく勝ちに拘りたい」と話す梅田の準決の走りは勿論楽しみだが、さらに先の決勝はもっと楽しみだ。(アオケイ・富記者)

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