「PIST6はラウンド1を走っているから今回で2回目。前回は決勝までいけたけど、そこまで手応えを感じた訳ではない。でも今乗っているメカニコの自転車はすごく軽いし回せている感じもありますよ。ただ連戦続きで正直疲れが心配ですね」。

　その後タイムトライアルが行われ原田は「10.236」という1位のタイムを記録した。

「今日はコースも外さなかったし、前回のタイムトライアルよりも良い感じで駆けられた」と満足した表情で振り返った。

「ラウンド1を走ってから、ここまで良い流れできている。前回の伊東(15日〜WINTICKET杯)では3日間バックを取って完全優勝ができたし、疲れは勿論あるけど上手く付き合っていくしかないですね。この後もPIST6が終わってから、すぐ地区プロがあって、またすぐに静岡なんですよ(笑)」。

　今回の目標を聞いてみると「まずは決勝を目指します。優勝候補とか言われるけど自分では大きい事は言いません(笑)。あとはしっかり力を出し切る事ですね」と意気込んだ。

　本人は謙虚に話していたが、タイムトライアルでは断トツでトップのタイムを出して、前回の伊東では力強い走りで完全優勝。勢いがある原田の走りに注目したい。(アオケイ・富記者)