2025/08/28(木) 08:00 0 0
準決は中団の位置から前に出て、押さえてきた中田拓也の番手に飛び付いた。そして、バックで空いた内から一気にイン捲りを打ち無傷の勝ち上がりを果たした。飛び付きは狙っていたんですか? の質問には「いやいや、まぐれですよ。本当は引きつけて踏み上げていければよかったんですけど」と説明するが、叩かれるや否やシビアに飛び付く体勢に入っていた。その展開「対応力」は光っていた。
新人らしからぬヨコの動きを見せる生野。
「自分の思っていた展開にできなかったのは反省だけど、ヨコの動きにも対応できたし、上手く走れたと思う。ヨコの動きが怖くないのかって? ポイントレースをしていたのもあって、狭いところに入っていったりするのは全然大丈夫」と言いながら、競技で落車したキズを記者に見せてくれた。
今シリーズは無傷の勝ち上がりで同期の藤田楓や中田拓也との対戦となる。
かなり厳しい戦いとなりそうだが、「今回は自分でも冴えている感じがするし、体の状態も良い」と万全の様子。勢いがあるし、自信に溢れている今こそ、同期の強力なライバルを打ち倒すチャンスだ!(アオケイ・真島記者)