24日から開幕する小松島競輪ミッドナイト「オッズパーク杯(FII)」。7RのA級チャレンジ予選に土井慎二が登場する。

　学生時代は野球に打ち込んでいた土井。野球の強豪校として有名な関西高校、立正大学とレベルの高い環境でもスタメンを勝ち取るほどの実力者で東北楽天ゴールデンイーグルスの小郷裕哉とは高校、大学の7年間チームメイトとして共にプレーしていた。

　甲子園出場、明治神宮大会優勝(大学の部)など華々しい活躍を挙げた土井だが、ケガでプロの道を断念、しかし父・土井勲の存在もあり競輪に活路を見出した。

　養成所は未経験者と考えれば十分な成績ともいえる27位で卒業。さらにそこからの成長も目覚ましく、7月の本デビュー初戦の豊橋競輪で完全優勝、前走の奈良競輪では在校3位の安達光伸を撃破するなど、これからの活躍に期待を持てる充実の内容だ。

　迎えた今開催、初日は四国の武市和人、齋藤仁に加えて関東の高森圭介も付く強力4車の布陣となりレースはしやすいだろう。

　犬伏湧也、郡司浩平、松谷秀幸など野球から競輪の道へ進み、現在トップ戦線で活躍している選手は多い。別競技とはいえ一線級での戦いを経験していることは必ず大きな武器となるはずだ。競輪でも大舞台で輝く選手となれるのか、非常に楽しみだ。

★土井慎二は小松島競輪7R・A級チャレンジ予選に登場！(発走23:21)
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