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【青森競輪・ミッドナイト】好調 大矢崇弘が3分戦でニヤリ

2021/10/20(水) 10:30 0 0

青森競輪場で開催されている「日刊ゲンダイ杯(FII)」。A級決勝の9Rに出場する大矢崇弘選手に20日、話を聞いてみた。

「今日は下を意識しつつ踏みました」と好調さをアピールした大矢崇弘

 準決勝は正攻法を選択。3車の引地正人が赤板で押さえて前に出ると6番手まで下げ、最終ホームで一気のカマシ返しを決めて引地正人を潰した。スピードは最後まで衰えず、番手から迫る飯嶋則之を振り切っての連勝ゴールだ。

「初日は上(上半身)だけで踏んでいる感じだったので、今日(2日目)は下(下半身)を意識しつつ踏んだ。出切ってから後ろ(飯嶋則之)が付いてきているかを確認して、そこからまた踏み込みました」と準決勝を振り返る。

 決勝は静岡2人の位置取りに注目が集まったが、東北1人となった保科千春マークを選択。それにより並びは保科千春-石橋慎太郎-大塚英伸三浦貴大-武田哲二大矢崇弘-飯嶋則之となって3対2対2の3分戦となった。

「保科君にラインができて、3分戦になってくれた方がやりやすい」とニヤリ。

 それに付け加えて「調子がいいのは分かっているんですが、自分はそれを維持するのが何故か下手。その辺りが今後の課題ですかね」と話す。

 デキ自体は7人の中で一番に思えるし、番手は仕事ができる飯嶋則之で文句なし。構えず行くべきところでドンと行けば、久々の優勝も夢ではないだろう。(アオケイ・忍足記者)

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