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【春日賞争覇戦】佐藤・吉澤ラインのウラ話…「まずはワダケンの意向を聞いてから」

2021/02/10(水) 17:45 0 5

2月11日(木)より奈良競輪場で開催されるGIII・春日賞争覇戦。初日12Rに出走する佐藤慎太郎選手の"前検ウラ話"をお届けする。

 SSの機動型である郡司浩平清水裕友が欠場。したがって、佐藤慎太郎和田健太郎は筋の目標が不在となった。

 まずはワダケンの意向を聞いてから、と佐藤は和田に声をかけた。「俺より点数もあるし敬意を表さないと」。

和田の答えは「自分で」。

 次に関東勢の鈴木竜士宿口陽一に駆け寄る。「宿口には四日市記念で優勝を獲らせてもらっている。平原の番手捲りを差したが、宿口が行ってくれたのが大きい。竜士にも逃げてもらった事がある。だけど、俺も目標不在。埼京で連係してもらって、俺は吉澤純平に行きたいな」。

 本当は関東3人の連係が理想だったが、これを聞いた鈴木と宿口の2人は吉澤と別線を選択。こうして吉澤純平佐藤慎太郎の並びになった。

 相手を重んじながらも、最後はキッチリ自己主張。敏腕営業マン並みのトーク技術が、佐藤慎太郎の持ち味である。

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