2021/02/10(水) 17:15 0 3
7日の平塚の決勝戦(湘南ローズカップ戸川杯S級決勝)。小原佑太の先行1車で番手は3人で競り。まずはラインの菅田壱道が番手を主張し、河野通孝と岡村潤も手を挙げた。ここまでは時折あることが、菅田の後ろを大坪功一と竹内智彦で競るという、かなりレアなケースになった。番手を3人で競り、しかも競られるその後ろも競りなんて聞いた事がない。結局レースは小原が逃げ切ったのだが、その番手を取り切ったのが河野だ。
「菅田君も作戦を組まず、男らしく勝負してくれた。普通は、ここでダッシュするとか、ある程度の作戦がある」。
普段から謙虚な選手で「たまたま」をよく口にするが、並大抵な芸当ではない。関東のマーカーのトップは諸橋愛で異論はないが、次と言われたら答えに困る。「僕の中では諸橋さんと同級生の芦澤大輔は別格。芦澤は勝負師だし、生粋のマーカー。性格的にも1か100だから、あれだけの勝負が出来るんだろうね(笑)」。