玉野の後に感染症の感冒に罹って約2か月ほど戦線離脱となった。

「結構、熱が出て大変でした。医者からは1か月ほど運動を控えるように言われて、練習らしい練習をしていませんでした。復帰後に練習したときは、周回練習でもきつく感じるくらいで、少しはやってきたとは言え不安がありました。さらに直前にPIST6に行ってきたのですが、普段なら勝ち上がりは失敗しないのに、今回は予選で敗退。結構、ショックでした」と話していた。

　予選では緩んだ隙を突いて川野深をカマして先制した。

「室内練習とかが多かったので、まず暑さがキツかったです。それもあって体力が戻りきっていないのも影響して、レース後はいつもより感じが違います。ただ、初日に駆ける事によって脚に刺激が入ったと思うし、徐々に(状態を)上げていけば良くなっていくと思っています」とキッパリ。

　準決は相手関係も強化されて厳しい戦いとなるが、持ち前のダッシュ力とスピードを生かして決勝進出を目指す！(アオケイ・真島記者)