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【必見レース情報】S級決勝は九州4車が鉄壁の布陣、A級決勝は地元のBIGMAN・藤井優希に注目/防府競輪最終日11Rは15:43、12Rは16:10発走

2025/07/15(火) 11:50 0 0

防府競輪12R・S級決勝に出走する北津留翼(写真提供:チャリ・ロト)

 15日に最終日を迎える防府競輪ナイター「スポーツ報知杯争奪戦(FI)」。12RにS級決勝が行われる。

 初日特選組が3車しか決勝に残らない波乱の準決勝となったが、その中できっちりと結果を残した九州勢が青柳靖起北津留翼緒方将樹山口敦也の4車ライン結成となった。

 先頭を務める青柳は一時は捲りを中心に戦っていた時期もあったものの、直近4か月ではバック数17本、逃げの決まり手10本と立派な先行屋押して奮闘している。今開催も初日はロング捲り、2日目も先行と長い仕掛けで戦えている。最終日も距離を踏める持ち味を生かしたレースを見せてくれるだろう。

 その青柳の番手北津留は言わずもがなのトップレーサー、3番手緒方は自力脚備え今開催も連勝で勝ち上がり、4番手山口は北津留と同じく初日特選組の上位マーカー、と強力な4車が揃い鉄壁の布陣だ。

 しかし、単騎3車も無抵抗で九州勢の優勝を許すわけにはいかない。

 東口善朋は準決勝で最終ホームで前の溝口葵が不発と見るや自力に切り替え、2番手争いを制し決勝進出を決めた。他の単騎2車は自力型のため九州分断を狙う可能性が一番高いのはこの男だろう。

 伊藤信は準決勝、最終ホーム最後方7番手から捲り仕掛け、小倉竜二のブロックを貰う厳しい展開になるも、お構いなしに前団を丸ごと飲み込んで快勝。前走の岸和田競輪に続いて連続での優出を果たした。PIST6でも好成績を残しているようにトップスピードは高く、ツボにハマった時の捲りは点数以上の破壊力がある。

 渡口勝成は地元勢唯一の勝ち上がり。準決勝では先行する超新星・阿部英斗、中団には初日特選を制した小川真太郎、渡口は最終バックで依然その2人の後ろ5番手という絶望的な状況に陥り、小川に先捲りを打たれ万事休すかと思われたが、最後の直線で大外から一人全く違うスピードで前を急追し2着で決勝に滑り込んだ。決勝は点数最下位で6番車と厳しい立ち位置ではあるが、地元の意地で何か一発ミラクルを起こせるか。

防府競輪12R・S級決勝は16:10発走
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防府競輪11R・A級決勝に出走する藤井優希(写真提供:チャリ・ロト)

 また、11RのA級決勝には地元の藤井優希が登場する。

 BIGMANの愛称で親しまれている藤井。今開催がA級1・2班戦の初戦だが、クラスの壁を感じさせないレースを見せている。

 まず初日は藤井らしい"ド先行"で後続を寄せ付けず、ライン4車で上位独占を決めた。準決勝は前期S級の強敵・安藤直希が立ちはだかり、なおかつ藤井の番手野崎将史山川奨太に競られるという厳しい番組となったが、初日と同様のド先行でまたまたラインで上位独占を決める圧巻の走りを見せつけた。

 決勝は藤井と同じく徹底先行タイプの稲毛知也、前期S級の塩崎隼秀らの強敵が相手となるが、BIGMANの名に違わぬスケールの大きいレースを見せてくれるだろう。

藤井優希防府競輪11R・A級決勝に登場!(発走15:43)
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