2021/10/11(月) 12:00 1 2
「TIPSTAR DOME CHIBA」で10日、「PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ」の「JAPAN HEROES」ラウンド2の決勝が行われた。激戦を制し栄冠を手にしたのは小林泰生。2着は山田義彦、3着は菅田壱道という結果でシリーズは終了した。レース後、表彰台の上では3選手への勝利者インタビューが行われた。
■優勝・小林泰正(27歳・群馬=S1)
「優勝は久しぶりなので気持ちいいです。タイムトライアル1位の山田さんとの対戦は自分が不利だと思って一旦は車を下げました。本当は山田さんの前に出て勝ちたかったし、今回の決勝はたまたまコースが空いていただけです。普段とは違う250での競輪をやってみて、こっちにはこっちの楽しさがあるんで、また参加して優勝を目指したいと思います。2日間応援してくださった方、ありがとうございました。次はGIの寛仁親王牌があるので、そこで勝てるように頑張ります。ぜひそちらも観てください!」
■準優勝・山田義彦(35歳・埼玉=A1)
「結果は出来過ぎです(笑)。でも決勝では最終的に自分の詰めの甘さと体力のなさが出たレースだったと思います。また次呼んでくれるならリベンジしたいです。もっと期待してもらえるように頑張っていきたいと思います」
■3位・菅田壱道(35歳・宮城=S1)
「優勝が見えていたので悔しさもありますが、その反面ホッともしています。(決勝は)先行力のある選手がいっぱいいたので、見極めて仕掛けたかったんですけど、立ち遅れてしまいました。今開催は4走とも確定板に乗れたので、また予定をいただけるなら頑張りたいと思います!」
チャンピオンズホイールを披露する小林泰正は底抜けに明るい笑顔で、山田義彦と菅田壱道からも祝福を受けていた。カメラマンから撮影を求められる時間が長くなってくると、「4走してるから限界です〜」と選手同士で笑い合っていた。レースは火花を散らすような展開だったが、戦いを終えた選手たちはお互いを讃え合うような雰囲気に包まれていた。(netkeirin編集部)