2021/10/10(日) 20:19 0 2
新しい自転車トラックトーナメント「PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ)」。10日は「JAPAN HEROES」ラウンド2の準決勝と決勝が行われた。
準決勝Aで2番人気に推された梅田加津也(28歳・神奈川=A3)が6着に沈み、6番人気の高橋陽介(39歳・青森=S2)が2着に好走する波乱はあったが、準決勝B・Cでは青野将大(27歳・神奈川=S2)や朝倉智仁(22歳・茨城=S2)など、1・2番人気が人気に応えて決勝進出を決めた。
準決勝3レースの上位2名ずつが勝ち上がって行われた決勝では、小林泰正(27歳・群馬=S1)が1着、山田義彦(35歳・埼玉=A1)が2着、菅田壱道(35歳・宮城=S1)が3着に入った。
レースは朝倉が先頭、小林が2番手につけて残り2周。残り1周半から5番手の山田が発進すると、後ろにいた菅田も連れて前を飲み込んでいき、残り半周のところで先頭に立つ。しかし外々を捲ってきたことで内ががら空きになっており、その間隙から小林が一気に突き抜けた。
小林はタイムトライアルが13位で1次予選は3着だったが、徐々に順応して2次予選と準決勝は1着で勝ち上がっており、3連勝での優勝となった。