2025/07/08(火) 15:49 0 1
長引く不振に苦しむ実力者の武井大介が、師匠の冠大会で意地を見せた。初日は愛弟子・野口裕史との連係。野口が積極策でレースをつくり、武井も援護で応えようとしたが別線のまくりに屈して共倒れに終わり勝ち上がりを逃した。ただこの日は前を任せた山中秀将が突っ張り先行で主導権を握ると、最後は渾身差しでワンツー。久々の白星を大事な大会でつかむと「良かったです。山中が頑張ってくれました」と短い言葉に思いを込めた。
前検日には「なかなか良くなる感じがないしこんな状態だけど、練習だけはしっかりやり続けているので」と語っていたが、その努力が報われた格好だ。来期は久々のA級陥落が濃厚で、今期はなんとしてもS級点を確保したいとこで、この1着を再浮上のきっかけにしたい。(netkeirin特派員)