2025/06/30(月) 06:00 0 4
いわき平競輪場で29日から開催される「デイリー杯・クラップかしまC(FII)」。A級準決3個レースの見どころを紹介する。
9レースは、岡部伶音と近藤雄太の高校の先輩後輩対決。玉野光南高校で岡部は野球、近藤は陸上をやっていたという。
岡部は「近藤君は高校の一つ下の後輩で話しかけてくれる。どんどん下からも出てくるので頑張らないと。地元なんで内容にこだわりつつ勝ちたい」。
近藤は「先輩を倒したらなアカンですね(笑)」。
10レースは、来々期S級であろう小笠原光と川上隆義の対決に、木村浩宣-篠原龍馬の自力同士の並びで応戦。小笠原には佐々木吉徳が付けて、こちらも自力同士の連係。
小笠原は「初日は1回止まったけど、いわきの人に4コーナーまで我慢すれば下るからと言われていたのでいつも飛ぶところだけど頑張れた」。
佐々木吉徳は「小笠原君には2回優勝を獲らせてもらっている。1回は番手でもう1回は3番手です」。
初日は捲りで一番時計だった川上だが「初日はいつもなら突っ張ったところが…。今まで捲りが打てなかったのが打てるようになったら先行の気持ちが出なくなっている。同期に比べて決まり手がないし格好が付かない」。
篠原龍馬は「期の終わりだしお互いに持ち味の自力でってことも考えたが、木村君が頑張ると言ってくれたので後ろを回る。連係はありますよ。何かアクションは起こしてくれるでしょう」。
11レースは、熊崎麻人、坪内恒、峯口司による123期同士の3分戦。坪内に笹倉慎也を付けたのも番組の粋な計らいといえよう。
熊崎は「初日は仕方がない。弱かったけど、お世辞かも知れないけど笹倉さんはスピードに乗っていたと言ってくれた。最後もうちょっと踏めたら」。
かなり仕上がっていると噂の坪内は「フレームを換えたのが大きい。ここに来る前の練習でもいい感じだったし、セッティングが出ている」。
峯口は前検日から「熊崎さんと坪内さんを越えられるように」と話していた。(アオケイ・市川記者)