「今日は4車でラインが長いし、突っ張る作戦だった。でも踏み遅れてしまって…。結果的には突っ張れたけど、後ろに別線がハマってしまい、先輩達に迷惑をかけてしまった。道中の焦りもあったしまだまだですね。でもバンクは軽く感じたし脚の感じは良いです」と話してくれた。

　本デビューからここまでの走りを振り返ってもらうと「予選と準決では全て1着で勝ち上がれているけど、決勝が良くないですね。やっぱり決勝になると同期も勝ち上がってくるし、意識しすぎてしまっているのかも知れない。だから1着は取れているけど、そこまで満足はしていないですね」。

「取手は選手になって来るのは初めてだけど、大学の時に国体で走って優勝しているし、自分では相性が良いバンクだと思っている。でもモーニングは苦手かもしれないです(笑)。決勝は時間が遅いし、しっかり体調を整えて挑みます」と語ってくれた。

　決勝は同期の小池千啓と荻原寿嗣も連勝で勝ち上がっており、激しいレースになりそうだ。それでも優勝経験がある中島が一歩リードしているし、相性の良い取手バンクで2度目のVを決める。(アオケイ・富記者)