2025/06/10(火) 17:45 0 2
打鐘で先頭に躍り出ると、後方の動きを眺めペース駆けに持ち込みそのまま押し切った。
現在は広島競輪場が再整備中でバンクが使えないため、1年前から玉野で練習している。それだけに当バンクの特徴は掌握しており駆け方も熟知したものだ。「出切ってからは上に上がって中団をもつれさせてあとはペースで。練習で入らせてもらっていますし、いつもの感じで走れました」と心おきなくバンクを疾走した。
番手を回った戸田洋平も「いつもの強さ。練習でもこんな感じで引きずり回されているんですよ」と西田の安定した先行を称えると、西田も「玉野に入らせてもらい皆さんに自分のレベルを上げてもらえています」と呼応した。同じ中国地区とあって地元のような気持ちでノビノビと過ごせているようだ。しかも今節は広島市営の開催なのだからなおさら気合が入るというもの。
2日目、準決11Rは地元の晝田宗一郎-と畝木聖を背に自力勝負。番手に大洞翔平がジカ競りを宣言したためもつれそうだが、焦らずに颯爽と風を切って決勝進出を目指す。(netkeirin特派員)