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【オランダ王国友好杯】今節のレース展望

2025/06/03(火) 12:05 0 12

別府競輪のナイター「開設75周年記念・オランダ王国友好杯(GIII)」は、5日、初日を迎える。今節の見所は以下の通り。(町田洋一)

連係する深谷知広(左)と岩本俊介

 今節のS班のメンバーは、正規斡旋の岩本俊介と、追加で入った新山響平の2名が参戦。これでは、記念開催であり、九州祭りになる様相もある。

新山響平

 北日本は新山響平菅田壱道守澤太志の折り合い。新山は基本パターンの突っ張りで、車番が悪くても、菅田はロケットスタート。これで前受けから攻められる。新山は日本選手権で優出して見せ場を作ったが、宇都宮記念、地元青森の全プロと精彩を欠いた。今月中旬から開催される高松宮記念杯に向けて、調子を取り戻したい。

菅田壱道

 番手の菅田はチャンスのあるシリーズ。タテ脚が武器であり、新山をゴール前で交わすシーンも十分。守澤は、もっとガツガツやっても良いが、これも性格なのか。

深谷知広

 南関は深谷知広岩本俊介で3番手が松谷秀幸。このラインも魅力で、新山と真っ向勝負。

松谷秀幸

 深谷は良くないと話しているが、これもレベルが高い話。

岩本俊介
  岩本は、3番手のレースも上手くなったが、持ち味はダイナミックな捲りだ。

 関東は坂井洋が主力選手で他に諸橋愛菊池岳仁。切れ味のあるダッシュ戦を披露なら、坂井の一発も十分。

寺崎浩平

 中部は皿屋豊が孤軍奮闘。

村上博幸

 近畿は寺崎浩平が優勝候補の一人で、村上博幸が指令塔。

窓場千加頼

 窓場千加頼は、良い頃に比べると、少し落ちている。古性優作脇本雄太が不在で、寺崎は勝ちに徹する事が出来る。

 中四国は佐々木豪隅田洋介で、二次予選の本命選手。佐々木はムラだが、乗せてしまうと怖い。

山崎賢人

 九州の機動型は山崎賢人東矢圭吾岩谷拓磨林慶次郎。やはりカギを握るのは、山崎賢人だ。世界に通用するパワーで勝負し、九州の牙城を守りたい。この大会の覇者の阿部将大、番手の仕事に定評のある小岩大介は地元戦であり、無条件で狙いたい。

 最終日にA級のレインボーカップファイナルがあるが、全員が来期からのS級入りを決めている。魅力は高額賞金と、特進すれば、今月のS級の追加が貰える事だ。本命は地元の大西貴晃と見るが、川口雄太小原丈一郎も差はない。

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