2025/06/03(火) 12:05 0 12
今節のS班のメンバーは、正規斡旋の岩本俊介と、追加で入った新山響平の2名が参戦。これでは、記念開催であり、九州祭りになる様相もある。
北日本は新山響平、菅田壱道、守澤太志の折り合い。新山は基本パターンの突っ張りで、車番が悪くても、菅田はロケットスタート。これで前受けから攻められる。新山は日本選手権で優出して見せ場を作ったが、宇都宮記念、地元青森の全プロと精彩を欠いた。今月中旬から開催される高松宮記念杯に向けて、調子を取り戻したい。
番手の菅田はチャンスのあるシリーズ。タテ脚が武器であり、新山をゴール前で交わすシーンも十分。守澤は、もっとガツガツやっても良いが、これも性格なのか。
南関は深谷知広に岩本俊介で3番手が松谷秀幸。このラインも魅力で、新山と真っ向勝負。
深谷は良くないと話しているが、これもレベルが高い話。
関東は坂井洋が主力選手で他に諸橋愛や菊池岳仁。切れ味のあるダッシュ戦を披露なら、坂井の一発も十分。
中部は皿屋豊が孤軍奮闘。
窓場千加頼は、良い頃に比べると、少し落ちている。古性優作と脇本雄太が不在で、寺崎は勝ちに徹する事が出来る。
中四国は佐々木豪や隅田洋介で、二次予選の本命選手。佐々木はムラだが、乗せてしまうと怖い。
九州の機動型は山崎賢人、東矢圭吾、岩谷拓磨、林慶次郎。やはりカギを握るのは、山崎賢人だ。世界に通用するパワーで勝負し、九州の牙城を守りたい。この大会の覇者の阿部将大、番手の仕事に定評のある小岩大介は地元戦であり、無条件で狙いたい。
最終日にA級のレインボーカップファイナルがあるが、全員が来期からのS級入りを決めている。魅力は高額賞金と、特進すれば、今月のS級の追加が貰える事だ。本命は地元の大西貴晃と見るが、川口雄太や小原丈一郎も差はない。