2025/06/05(木) 12:00 0 6
別府競輪場で5日に初日を迎えた「オランダ王国友好杯(GIII)」。2024年の年間回収率No.1に輝いた「水鳥会長」が今シリーズの展望と注目選手を紹介します。
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今回の舞台となる別府競輪場はみなし直線が59.9mと全国平均値より約4m程長く、追い込み有利は否めないものの、逃げ実績も何故かまずまずで、どの戦法でも力通りに戦えるバンクと言える。
直線は中バンクに伸びるコースあり、また4角は外に膨らみやすいのでイン突ける車には要注意。
大会展望だが、今節は「高松宮記念杯競輪(GI)」前と言うこともあり、メンバーはやや軽め。王者・古性優作はまたまたGI前の大事な調整で欠場。何としてもモノにしたい地元GIに向けてのことだろうが、兎にも角にも残念でしかない。地元別府を中心とした九州勢の布陣も薄めな印象で地元・阿部将大と山崎賢人の奮闘に期待が重くのし掛かってくるだろう。
全体的なメンバーが軽めだけに新山響平、深谷知広の二車は先行力を如何なく発揮して、確実に優出してくるとみる。
GI直前の開催でそこに向けて調整段階、またはオーバーワークの車がありそうで、予選段階で明らかに本来の動きでない車には注意が必要。
最終的にに行われる「レインボーA級ファイナル」にも注目。北日本四車vs九州四車と偏った構成になり並びは不明なものの、車券師皆さまの腕が鳴るレースとなりそうな予感。
S級2班ながら近況は充実一途の戦績で要注目。タテ脚もあるだけに中団以内あればどこからでも突っ込める脚は魅力。大事な場面で新山の番手回ることがあれば侮れない一車。
南関では第二勢力的な存在だが、今年は本気で年末の地元GPを狙いに来てる感あり。しぶとく勝ち上がり決勝で深谷の番手を回ってくれば一気にV候補へと浮上してくる。
地元大分からは二班ながら一丸に注目。秘めるポテンシャルが徐々に開花して来ている印象で、グレードレースでも一発十分。予選、負け戦で人気背負わないなら穴で狙ってみたい一車。
穴狙いで注目はこの二車。長いトンネルに入ってしまった感じで、精彩欠く状態が続く。それでも人気背負うレース多く、人気となるなら思い切って外し、高配を狙いは期待値十分。