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【競輪好プレー大賞】2025年3・4月の大賞は、突然の目標不在にもかかわらず冷静な競りでファンを魅了したあの走り

アプリ限定 2025/05/30(金) 18:00 0 1

netkeirinの連載コラム『感情移入』でもおなじみの東京スポーツの前田睦生記者が、熱く盛り上がったレースの中から、思わず唸ったプレーを紹介する『今週の好プレー』。
2025年3、4月にお届けした6本の中から、PV数や皆さまからの反応、そして著者である前田記者の“すごいで賞”を参考にしながら、netkeirin編集部が独断で「競輪好プレー月間大賞」を選出しました。今月も前田記者の動画解説も交えてお届けします!

目標を失った成田和也の選手としての生き様を見せつけられた(撮影:北山宏一)

 netkeirin編集部で選考したところ、3、4月の「競輪好プレー大賞」は、僅差で「大楠賞争奪戦(GIII)」の2日目 11R S級 二次予選で見せた成田和也の漢気溢れる、静かな競りの好プレーに決定しました。

 3、4月の競輪好プレー月間大賞に輝いたレース動画を前田記者の解説とともにご覧ください。

成田和也“新山がいなくなって” /武雄GIII・2日目11R二次予選


(協力:公益財団法人JKA 提供:武雄競輪場)

■選考コメント
・日頃からライン貢献度の高い選手がラインに依らずとも結果を出す姿はかっこいいです。最強の先行選手目標からの目標不在、という難局を切り抜けるメンタルは尋常じゃないと思います。小倉竜二選手を相手にヨコで消耗し合わず、タテ脚を活かした番手勝負は見事なプランでした。

小倉選手と成田選手の競り、いったいどうなってしまうのだろうと顔見せの段階から胸のざわめきが止まらなかった。石原颯選手の鋭いダッシュの仕掛けに両者口が開いて一瞬は共倒れかと思ったが、成田選手の何とか食らいついての追走には執念を感じた。小倉選手も今回は競り負ける結果に終わったが一流のマーク屋であることは間違いないし、またどこかで胸が熱くなるような魅せるレースをしてくれることに期待したい。

新山響平選手が当日欠場で目標がいなくなったにも関わらず、「見応えのあるレースにしないといけない」という使命感には漢を感じました。小倉選手との競りは冷静かつしっかり勝負所を見極めた姿はかっこよかったです。「むやみに当たったりもなく、綺麗にずっと外を回ってくれた」の小倉選手の言葉も素敵でした!

■惜しくも大賞を逃した「3、4月の競輪好プレー大賞」候補はこちら
●“愛知連係”深谷知広が懐かしのラインで / 名古屋GIII・2日目9R二次予選
●小倉竜二“道が、空いたね” /四日市ナイターGIII・2日目9R二次予選
●松浦悠士“ヒロトの気持ちに” /伊東温泉GII・最終日8R特選
●古性優作“競輪界のSとN” /伊東温泉競輪GII・最終日12R決勝
●犬伏湧也“落車後、S班として” /高知GIII・最終日12R決勝


▼第4回競輪好プレー年間大賞 授与式インタビュー


▼前田節満載のコラム「前田睦生の感情移入」はこちら


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