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【別府競輪】アクシデントを乗り越えた松岡孔明に追い風が吹く

2021/10/01(金) 09:30 0 0

別府競輪場のナイター(FII)が10月1日に最終日を開催する。12Rの決勝に進出した松岡孔明に話を聞いた。

「思ったよりも車が出ました。決勝に取っておきたかったぐらい」と動き良化に笑いが止まらない松岡孔明

 前回の9月前半の久留米を2,1,1で制して今期初Vを達成。いい流れを手にしたかに思えたが思わぬアクシデントに襲われた。濃厚接触者となってしまい1週間隔離状態となったのだ。部屋の中で激しい運動もできず、ひたすらに時間が過ぎるのを待った。「PCR検査を受けて陰性だったので、段階を踏んで練習を開始したが、実際は不安だった」と練習ができたのはわずか1週間。悩みを抱えての参戦となった。

 ところが、フタを開ければ連勝で決勝へ進出。2日目の準決はシャープな4番手まくりが鮮やかに決まった。「思ったよりも車が出ました。決勝に取っておきたかったぐらい。休んだのがかえって良かったのかな」とまさかの動き良化に笑いが止まらない。

 決勝は井寺亮太を目標に得た。九州からはもう一人、高橋紀史が勝ち上がっており西九州に割り込む形となったが高橋は「孔明さんは自力だし同期。自分はぜんぜん3番手でいい」と快諾したことで好位置が回ってきた。さらに井寺が「8月の豊橋の準決で孔明さんの前でヘマをしている。だから今回は前で頑張らせて欲しいんです!」と直訴。

左から松岡孔明高橋紀史、明井寺亮太

 松岡に色んな意味で展開が向いている。決勝の九州勢の動向には要注目だ。(netkeirin特派員)

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