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【玉藻杯争覇戦 2日目レポート】合志正臣「青空を見る覚悟もしていた」

2021/02/05(金) 20:30 0 4

高松競輪場で開催されている開設記念「玉藻杯争覇戦(GIII)」。2日目11Rに出場した合志正臣に話を聞いた。

 レースは九州期待の若手、伊藤颯馬に任せたが、道中で詰まるとみるやシビアに切り替えて4着を確保。何とか準決へと勝ち上がった。レース後は伊藤へ前向きにアドバイス。”熱血・合志塾”が開校した。

伊藤颯馬(右)に語り掛ける合志正臣

「初周で一番後ろになりかけた。だから内を空けた山本(伸一)をすくって3つ目を取った。山本君からレース後に言われたけど、あれは自分じゃ空けた方が悪いと思ってる。自分もそうしないように気を付けているから。そんなもんよ、初手と展開を読むのが俺は一番大事だと思っているので」と熱い。

 その後も「山本君ラインを追って一回切れば、関東を出して楽に中団が取れたのに追わないもんだから『いけ〜』ってなったよ。あんな踏み方したらもう詰まるし入れられない。だから切り替えた。脚があるのにもったいないね。でも若いし脚があるからこれからだよ」と並べた。

 前回の大宮記念では久々にGIII決勝へ勝ち上がり、闘志に再び火がついた。「何としても突っ込んで勝ち上がろうと思っていた。今回はコースを突っ込んで青空を見る(落車をするという意味)覚悟をしていたよ」と話した。もちろん、落車は良くないがそれほどの気の持ちようということ。

 競輪で大事なのは初手と展開を読むことー。追い込み選手の言葉は響く。山口幸二さん辺りに一度、御託と見識をうかがってみたい。

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