「選手になったキッカケは兄(高木翔)の卒業記念レースを見てです。兄が自転車を乗り終わったあとは凄い笑顔で、どんだけ楽しいんだろうと思いましたね。それから自転車に乗り始めました。兄は研究熱心で、ずっとフォームとかサドルの位置とか色々と考えているんです。私も見てもらっているし、お互いのレースも観ています」と兄の存在は大きい。

「初勝利はしたいけど、先輩のレースを観ていると自分は位置取りとかもわかっていないなと。練習量が足りていないし今回は流れに乗れるように」とのコメントから、予選での初勝利達成は難しいと思われる。

　しかし、「いずれは自力を出せる選手になりたい。兄は肌が白くて私は黒いんですが、でも性格は一緒(笑)」だそうで、脚力が付けば兄譲りのガッツあるレースができるはず。(アオケイ・市川記者)