2025/03/27(木) 15:30 0 5
「染谷君との作戦は3パターン。小森を出させたところは彼の判断で、ちょうど良い仕掛けになって2人で決まるような走りをしてくれた。染谷君は落ち着いていたし、カカリも良かった。自分も脚が溜まっていて小森を警戒していたけど、何もやる必要がなかったですね」と打鐘でカマした染谷を称えた。
自身の状態面についても「向上心から1、2月は色々と自転車の面で試してみたけど、全部ダメで。点数をこれ以上は落とせないし、全て元に戻して俊敏さが戻ってきた」と成績下降の要因は試行錯誤の結果だったと話す。
9車立てのレースは昨年10月の別府GIII以来となったが「やっぱり、9車立ての方がいいよね。動きや流れがあって」と頷く。
また、来月末には2年ぶりとなるGI(ダービー)を控えており「そこまでには新車が届く予定。ズバズバと追い込みが決まって、差し(の決まり手が)22ぐらいだった頃の仕様。S級1班の点数を確保して、またコンスタントにGIに出られるように。もう51歳なんだけどね」と、おどけたが、向上心を絶やさないのが新田。まだまだ老け込む心配は必要ない。(アオケイ・八角記者)