小倉競輪では山田英明を捲らせず、久留米競輪では井上昌己を振り切り、各地で強烈な印象を残して勝ってきた町田太我だが、そんな“怪物くん”から驚きの言葉を聞かされた。
「実は体力がないんです(笑)。自転車を降りたら普通の人。めちゃくちゃ運動神経がいいってわけでもないし、小中高のマラソン大会はいつも本当に嫌だった(苦笑)。体力がないから、普段のレースも緩急をつけてペースで駆けるのを意識している。ブンブンふかす先行じゃ絶対残れないと分かっているので。4コーナーまでしっかり脚を残して踏み直す形が自分の必勝パターンです」